2月3日 節分会

今年の節分会は2月3日(土曜)となりました。

土曜日ともあり

多くの檀家さんが来られることを望んでおりました。

会が始まり入場致します。

お祈りを奉げ

始まります

ご承知でしょうが

節分は年に四回ほどございます。

立春・立夏・立秋・立冬の前日

今年の立春は2月4日(日)

立夏は5月5日(日)

立秋は8月7日(水)

立冬は11月7日(木)

こちらの前日が節目に当たる節分となります。

特に立春はいわゆる1年の始まりと考えられ

その前日2月3日は大晦日にあたります

季節の変わり目(晦日)には邪気である鬼が出ると言われます

その鬼を払い

素晴らしい春(1年)をお迎えするための日です。

法要も終わりいよいよ

お楽しみが始まります。

コロナ禍も静まり土曜日もあって

もう少し賑やかになるかと思いましたが

それでも大勢の方がお集まりいただきました。

抽選会も行われ

鏡開きに拍手が沸き

いよいよ豆まきになります。

お不動様の前には

鬼がいませんので

『福はうち、福はうち』

餅やミカンなども

撒かれ

会場は大賑わいです

お年寄りから

子どもたちまでみんな笑顔です。

お札を持ち帰り

振る舞い酒もあり

良い春の始まりであることを祈っております。

1月7日 御日待

1月7日(日)、

お日待の行事を執り行い、

檀信徒の皆様の無病息災を祈願いたしました。

お足元の悪い中おいでいただいたお檀家の皆様、

誠にありがとうございました。

日待とは、元々は、

前夜から潔斎(けっさい)して

日の出を待って拝む民族行事のことを言います。

生活のほとんどすべてが自然の力にゆだねられていた時代、

人々は実に敬虔な気持ちをもって自然に接していました。

また、太陽に対する信仰も篤く、

「日祭り」が行われていました。

これが中世以降、仏教徒結びつき

「日待」になったと言われています。

太陽神である「日天」(にってん)を祀り、

その恵みに感謝し、家運隆昌、息災延命などを祈るのです。

儀式でかざしたお礼をお配りいたしました。

本日お出でいただいた皆様の祈りも届くよう祈念いたします。

合掌

10月29日 報恩講法要

真言宗をお作りになったのは弘法大師ですが

一時低迷した際に真言宗を復興されたのが

興教大師・覚鑁上人です。

二大巨頭と言いますか

私たち真言宗にとっては非常に大切な方であります。

興教大師・覚鑁上人が亡くなられたのが

12月12日になりますが

雪深いこちらでは約1ヶ月早い毎年10月29日に報恩講を執り行っています。

佐賀県生まれの覚鑁上人は

13歳で京都仁和寺で出家し

奈良と京都を往復しながら仏教を学び、

20歳になると高野山に登り、

真言密教の復興に努力しました。

その後、鳥羽上皇の庇護を受け

伝法院、密厳院を高野山上建立します。

同時に根来付近を院宣により賜り、

覚鑁上人を筆頭とする大伝法院は大いに隆盛しましたが、

高野山の一部の人たちとの間に

確執を生じ拠点を根来に移すこととなりました。

康治2年12月12日(1143)に根来にて

49歳の生涯を閉じられます。

元久2年(1205年)頃には根来寺という呼称が

この頃までに成立することとなりました。

根来寺は現在新義真言宗 総本山となっております。

真言宗も幾つかの派閥に分かれておりますが

当山弘誓寺は真言宗智山派ですので総本山は京都にあります智積院となります。

お経を上げた本日、

お家に戻られた際はご先祖様にご報告ください。

8月18日 大般若会

各所で猛暑日の年間記録が更新され

暑さ厳しい折

今年も大般若会を

無事執り行うことができました。

ここ数年の間続いていた制約が

少しずつ緩和され

お檀家の皆様もマスク無しで

お出で頂くことができるようになりました。

大般若会では近隣のお寺様方と

諸災消滅、病気平癒、

五穀豊穣などを祈願し

六百巻のお経を

転読いたしました。

まだまだ暑い日が続きそうです。

何卒、

お体にお気をつけください。

7月25日 盆参会

7月25日は当寺の盆参会の日でした。

昨年から今年にかけてお亡くなりになられた方へ御供養、

新盆法要となります。

今日法要を執り行い御塔婆を

お持ち帰りください。

8月の13日にお迎えにいって

2泊3日の後

16日の午前中には

御塔婆をお寺にお持ちください。

また、暑さも厳しくなってきています。

明日の保証はありませんので

済分補給など

十分にご注意ください。

4月21日 正御影供養法要

4月21日 正御影供法要(しょうみえくほうよう)が執り行われました。

今年より

檀家さんを御呼びせず

役員と近隣のお寺様方にお集まりいただき

法要を執り行うようにいたしました。

魚沼では1カ月遅れで

正御影供養法要が執り行われます。

この法要は、真言宗の宗祖・弘法大師空海が

835(承和2)年3月21日

高野山奥之院にて

ご入定された日になります。

真言宗では、

大師の恩恵への感謝を表すために

御影(みえい)=(おすがた)をかざり

法要を行います。

今年も無事法要を終えることができました。

心より感謝申し上げます。

今年はいつもより早く訪れた春。

弘誓寺の周辺も賑やかになって参りました。

春の芽吹きを楽しみつつ

皆さまも、どうかご自愛ください。

2月3日 節分会

2月3日(金)節分会が執り行われました。

曇り空でしたが多くの方にお越しいただくことができました。

節分は、名の通り季節の節目になります。

季節の節目には邪気(鬼)が生じ

その邪気を払うための行事となります。

御祈祷をし

護摩を焚きます

護摩木をくべ、燃え上がる炎

煙が天に届くことで天への供物となり

代わりに人々への福を授けます。

皆様が今年一年無事でありますようにと

お経を終えます

豆まきの準備もできています

いよいよ豆まきがはじまります

年男のかたに鏡開きをしていただいたのち

豆をまきます

お不動さまの前には鬼はいませんので

今年も良き節分会となりました

幸多き年になります事を

お祈り申し上げます。

「節分」

節分とは、本来立春・立夏・立秋・立冬の前日をいうのであるが、今は立春の前日のみ節分とされ、春を迎え邪気(鬼)を払って新しい年の福を願う行事とされている。

ところで、オニとは何を意味するのでしょうか?

私は、人間の心の中にある怒ったり、貪ったり、愚痴を言ったりする煩悩であると思います。

私たち人間は、だれもが煩悩というオニを宿しています。そして、このオニを態度に表したり、口で発したりしています。

例えば、粗末な食事を前にして、「これでは食べるものがない」と不平不満の一言で家族団らんの食卓がいやな雰囲気になってしまいます。こんな時食事を作ってくれた人を思いやる心や、食べ物の命に感謝する心を起こせば、楽しい食卓になる。

私たちは、怒ったり、貪ったり、愚痴たりする弱い心「オニ」を取り除こうと努力精進することで、思いやりの心、慈悲の心を目覚め、限りなく仏に近づくことができるのです。

1月8日 御日待

1月8日(日)11時より

お日待の行事が執り行われました。

家内安全、無病息災を祈願いたしました。

護摩を焚き

皆様の祈りが

観音様に届きますよう

祈願いたします。

1時間ほどではありますが無事祈願が終わり

かざしたお礼を皆さまにお配りいたします。

お日待とは

日待ちとは、集落の人々や一族が前もって定めた宿に集まり、

前夜から潔斎(けっさい)して日の出を待って拝む民族行事です。

生活のほとんどすべてが自然の力にゆだねられていた時代、

人々は実に敬虔な気持ちをもって自然に接しました。

もちろん太陽にたいしても信仰は篤く、「日祭り」が行われました。

これが中世以降、仏教と結びつき「日待」になったと言われます。

太陽神である「日天」(にってん)を祀り、その恵みに感謝し、

家運隆昌、息災延命などを祈る行事です。

潔斎=法会・神事などの前に、酒肉の飲食その他の行為を慎み、

沐浴(もくよく)などをして身を清めること。

10月29日 報恩講

今年も10月29日に

当山にて恒例の

報恩講を

コロナの中無事に

執り行うことができました

真言宗では

報恩講と申しますのは

宗祖・弘法大師の

教えを復興された

興教大師 覚鑁(かくばん)の

興教大師 覚鑁(かくばん)の

功績に感謝し

教えを継承することで

恩に報いることを目的に

行われる法要となります

本来は興教大師が入滅された

12月12日に執り行いますが

当山では毎年10月29日に行っております

当日はコロナ禍に関わらず

大勢の方にお集まりいただき

無事講を終えることができました

皆様に心より感謝申し上げます

秋も深くなってまいりました

体調を崩さぬよう 皆様お体にお気をつけください

8月18日 大般若会

ここ数日続く
あいにくのお天気の中ではありますが
今年も無事に
大般若会を
執り行うことができました
長引くコロナ禍で
多くの制約もあり
お檀家の皆様には
ご不便をおかけしております
近隣のお寺様方とともに
諸災消滅、病気平癒、
五穀豊穣などを祈願し
六百巻のお経を
皆で転読いたしました
少しづつ
世の中が落ち着き
来年こそは例年通りの賑やかな会を
 開催することができるよう
願っております